為替介入のニュースについて

時事ニュースとかなり関連性があるのが、為替の値動きというものです。相場の予測を立てるためには、ニュースに敏感になり常に新しい情報を入手する姿勢を維持することです。ニュースの中でもどのようなものが、為替の動きに作用するのでしょうか。その主となるものが、為替介入のニュースです。為替介入とは、通貨当局が外国為替相場に対し、相場に影響を与えるために外国為替の売買を行うことです。実施される場合財務大臣の権限においてというのが日本でのきまりです。他国と協議をした上で同時に行う協調介入と、東京市場に政府・日銀が自ら行う単独介入があるといいます。外務省が出す外国為替平衡操作の実地状況から、介入の金額や大きさについて読み取ることができます。介入を本当にはしなくても、為替介入のそぶりを政府高官や通貨当局など見せることで、値動きをコントロールするときもあります。実際に介入を行わず、アナウンス効果だけを目的とした発言のみの介入を口先介入といいます。多くの場合為替介入による値動きは大きくなるものなので、投資家は介入のニュースをかなり気にしています。大幅な値動きがあった時には介入の可能性があるとして、自動的に変動が緩和されることもあります。日本銀行による為替介入は2004年4月以降行われていません。為替介入は2003年から2004年にかけて行われようですが、ニュースでは相場を思ったようにコントロールすることができなかったといわれていたようです。

要人発言のニュースと為替の値動きについて

これからの為替の値動きを予想するときに大事なのは、要人発言のニュースだといいます。かなり為替相場に各国の要人の発言が関係してくるからです。政治の首脳陣だけでなく、日銀総裁やFRB議長、時には有力投資家の発言が為替相場に大きなインパクトを与えます。いつ、どんなことを言うか検討がつかないのが要人の発言というものなので、いつもニュースを気を付けて見ていなければなりません。要人発言で相場が動く時は、テクニカル分析などの統計学的な判断はほとんど役に立ちません。チャート表から押し測ることのできる下限や上限は簡単に突破することもあるといいます。要人の発言内容が今までとはかなり変わった時が、とくに要注意のニュースだといいます。円安を否定するような発言を、今まで円安を容認してきた要人がした時などは要注意です。インフレを懸念する発言や、景気の後退を示す発言など、要人発言の内容には様々なものがあります。これらの発言は、政府は今後どのような方針でいくのか、どういう意見をもっているのかといった情報に影響されているのです。為替に対する影響力が大きい要人の発言は、常にニュースとして世界中に配信されています。どんな人が要人と言われるのか、為替の変動に関わる発言になるのはどれなのかの判断は容易ではないでしょう。ニュースや新聞をいつもチェックしておくことで、どのように為替や景気が推移するか予測できるようになります。

為替変動と経済指標のニュース

ニュースの中でも為替の値動きを見通すにあたって活用できるのが、経済指標です。為替に限らず、家計管理や企業経営においても、経済や金融の動きは重要な意味を持ちます。経済動向を知るために役立つニュースが経済指標です。経済に関する統計結果である経済指標とは、各国の政府や経済に関わる省庁が発表するものです。各国経済の動きを知る上での大事なバロメーターとなり、為替の値動きを大きく左右します。それぞれ決まっているのが、経済指標が発表される時期です。ニュースとしてあらかじめ予測値や、指標に関する政府の意見などを目にすることもあるでしょう。中でもアメリカの経済指標のニュースはとくに、機軸通貨を持ち、最も世界で旺盛な消費国家であることもあり、かなり影響は大きいといえるでしょう。毎月の第1木曜日か金曜日に発表される失業率、年に8回開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)の政策金利のニュースも重要です。重要なことは現在の予想とどれだけ差があるかで、以前より上がったか下がったかではありません。予想の分は既に為替レートに反映されていますので、落差が大きいニュースであるほど大幅な値動きを引き起こします。経済指標ニュースの中でも現在はアメリカの影響力がかなりあるそうです。中国や東南アジア、インドなどの経済発展に応じてさまざまなニュースが為替の予測にはこれから不可欠になるといえるかもしれません。